自動運転が進むとドライバーの仕事は無くなるのか?ということを考察

トラック
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翼屋です

昨今、自動車の自動運転が進んでます

巷では自動運転が進んで近いうちにドライバーという仕事が無くなるだろうということを良く耳にします

自分がトレーラー運転手という仕事をしているので今回はドライバー歴17年目の僕なりの考察でその件について深堀りしていきます

この記事を読むことでこれからトラックドライバーになろうかなぁと思っている人たちの参考になればいいなぁと思います

まずは結論から言うと…

ドライバーという職業自体未来には無くなっている。かもしれませんが10年とか近い未来ではなく当面は無くならないと思っています(トラックに関しては。タクシーやバスはもうちょい早く無くなるかも)

僕が考える理由は以下の7つ

  1. インフラ整備
  2. 自動運転のレベル5の到達
  3. コスト
  4. 積みおろし問題
  5. 全天候型に対応できるのか
  6. 雪道

トラックドライバーという仕事は荷積・荷卸し・運転が主な仕事です

それでは理由にあげた6つのことを考察していきましょう

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理由1,インフラ

全自動型にすることにおいてインフラを整えるのは必須事項です

自動運転させるにはGPSやレーダースキャナーなどのセンサーを使います

全国を走っていると山道や海沿い、トンネルや洞門などGPSが届かないところがいまだにいっぱいあります。これらの設備も例えていかなければなりません

それと、日本の道路の高速道路以外の下道は大型トラックやトレーラーには不向きな狭い道がとにかく多い、全国の道路を作り直すだけでも膨大な時間がかかりますね。

国土交通省は当面の目標が2025年を目途に高速道路での自家用車完全自動運転の実現を目指すことだそうです

トラックに関しては高速道路におけるトラック隊列走行の目標は、2020年度に新東名での後続車無人隊列走行を技術的に実現し、2021年度までに高速道路での後続車有人隊列走行の商業化、2022年度以降に高速道路(東京~大阪間)での後続車無人隊列走行の商業化を実現すること

これについては現在では新名神で6車線化が進められていますね

一部地域の高速道路に限ったことでは近いうちに無人トラックが走り出すかもしれませんがこれは、路線便などで決まった場所へ行くことに限定してです

今後は新しく中継地点のセンターを作ったり道路を作ったりと長い時間がかかります

下道まではまだまだ時間がかかるでしょう

理由2と3,レベル5の到達とコスト

自動運転はレベル1〜レベル5まであり2020年現在のトラックの自動車運転のレベルは2です

乗用車はレベル3まで

下記の表は国交相の画像になります

国土交通省から引用

インフラがある程度整いレベル4までになったとしても下道走行ではまだドライバーが必要ですし、レベル5に達するまではまだまだ時間がかかりそうですね

もしレベル5のトラックが開発できたとして、全自動の運転、積荷の荷崩れや車両の故障やオイル漏れがわかるなどのセンサーを搭載するのにどれほどのコストがかかるのでしょうか、今の運送業者の大半が中小企業です。それだけ車両にコストをかけれる会社ばかりじゃないと思うんですよね

理由4,積みおろし

例え運転がレベル5になったとしても積みおろしの問題があります

小型、中型、大型、トレーラー積荷は色々ありますし荷役も色々。

大手の配送センターなどでは単純な作業の積み込みは自動で運ばれて来るようにはなってきているそうですけどね

リフトも単純な仕事なら全自動になるのは早そうかなと思います

宅配の荷物などはドローンでも運べるようになるかもしれませんが大型の荷物や積み方などまだロボットだけでできるようになるとは思えません

全自働運転になっても、積み込みと積みおろしが完全にロボットがやってくれる時代までは荷役に運転手がいると思います

運送業の仕事を16年以上していますがいまのところなんにも変わって無いですよ、オートクルーズがちょっと進化したくらいで仕事自体積みおろしもやってる事は一緒!

5Gの時代になりこれからAIなどの性能がどれだけのスピードで発達していくかは専門家ではないのでわかりませんし、もしかしたら急に発達していくのかもしれませんが当面はここでも運転手は必要と思います

理由5,全天候型

自動運転は今のところレーダーやセンサーで完治してブレーキや速度を出しているんですよね

僕の今乗っているトレーラーの場合悪天候や雪がついたりするとレーダーがオフになるんですよ

多分大体の車が今こんなもんだと思います

当面自動運転が実施されるのは天候がよく、雪が降らない高速道路に限定されると思います

長距離を走るトラックには無理な話ですよ

ある程度の自動運転が進んでもこの問題が残っていると自動運転がオフになり、結局中にいる運転手が運転しないといけませんよね?

そうなると、運転手はやっぱり必要なんですよ。自動運転だから!人手不足だから!って免許だけ持ってるような今まで大型やトレーラーに乗った事ない人を乗せてたらその状況になった時いきなり運転なんかできないです

よって、この問題が解決されるまでしばらくは運転手としての経験が必要な職業には変わりありません

理由6,雪道

雪が多いところへ行くと除雪してないところとか吹雪でホワイトアウトしてる時とか自動運転無理でしょっ!って思います

センサーの問題は〝問題5〟で言いましたが雪が多いところでは役に立たなくなります

積荷を積んでいる時、液状物や動く物を積んでいる時や路面の凍結時、ブレーキングの仕方は事故につながります

アイスバーンで下り坂を下っている時に排気ブレーキをかけたりするとかなり危ないんです(排気はタイヤロックする可能性があります、使い方も気をつけないとトレーラーの場合、排気やエンブレはヘッドだけに効くものなので滑りやすい路面で使うとヘッドは止まろうとしているのに台車にはブレーキがかかっていない状態で押してくるのでジャックナイフなどの危険もある)

いつかは路面の滑り具合やそういったものは感知できるようにはなるんじゃないかなぁとは思ってはいます

1番の問題はタイヤがハマったり、信号待ちや上り坂で止まった時。

大型車は(特にトレーラー)雪道にはめっぽう弱く、アイスバーンや雪道で止まるとタイヤが空転します

大型車はなんとか出れる事はあるんですがトレーラーは頑張っても動けなくなることが多い、なので信号待ちしないように上手く合わせたり坂道も上手く登る工夫をします

どうしてもハマったりこの先ヤバそうとか思った時はチェーンをタイヤに巻きます

いちいち重いんですよ、寒い吹雪の中で巻いてると服がぐちゃぐちゃになります。

この作業を無人でやる問題も出てきますね

なので雪道を通るであろうトラックドライバーは当面自動運転は無理という結論です

最後に

いずれ無くなる職業というのはロボットが発達していけばドライバーだけじゃなく、今ある世の中のほとんどが無くなると思います

ドライバーという仕事がいつ無くなるとかは予想できませんがトラックに関してはまだまだ人が介入していかなければならない職業だと思いました

トラックドライバーを目指す人へはこんな記事も書いてます

以上です

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